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10億円に300万円!



旧知の某町某観光係長に会った時

彼がこう言うのです。


「中田さん、

うちの観光予算

いくらか知ってますか?

わが町の観光消費額は一年間で10億円なのですが」。


民間企業でビジネスをしている常識で言うと

売上高広告宣伝費率はおおむね5%。

その考え方で計算すると5000万円ですが、

わざと

「3000万円くらいでしょう」

と答えると

「いえいえ、一桁ちがいます。300万円です」

と係長。


ぼくは目が点になりました。

「それじゃ、何も手が打てないじゃないですか」。

観光予算は行政だけでなく民間も捻出すべきだと

ぼくは思っていますが、

観光が主産業のその町で

いくら「財政事情が良くなくて・・・」

という言い訳常套トークがあったとしても

あまりにも少ない。


そんな予算で「観光振興しろ」

と言うこと自体ありえないと思います。


これからの北海道のリーディング産業は「食」と「観光」

と言いながら

実際にはそれを実現するための予算配分がなされていないのが現状なのです。

人口減少時代を迎え、

今後はいかに交流人口を増やすのか

が各地域の重要課題となっているのに

売り上げをあげるための戦略予算がないとジリ貧になることは当たり前です。


ぼくは声を大にして

各首長に申し上げたい。


「観光振興を実現できる予算を担当部署に配分してください」

と。


ヒロ中田でした。




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おとなのいい旅北海道.com

■プロフィール

ヒロ中田(本名・中田博人)
札幌市在住。47歳
(株)リクルート北海道じゃらん発行の「じゃらん北海道発」「おとなのいい旅 北海道」の編集長。出身は広島県の呉市。東京で10年半、大阪で5年半過ごし、1996年4月から北海道。残りの人生を北海道の「食」と「観光」活性化に賭ける。

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